「お金がない」を子どもの前で言いたくない。ただのサラリーマンが無駄なコストを手放し、家族の未来を守ると決めた話

マインドセット

毎月、一生懸命働いているのに、なぜか将来の不安が消えない。もしあなたが今そう感じているなら、それはこのブログを立ち上げる前の私とまったく同じ状態です。

私は3歳の息子と1歳の娘を育てる、ごく普通のサラリーマンです。特別に浪費をしているわけでもなく、スマホ代などの節約もそれなりにやってきました。それでも、どこかお金に対する漠然とした不安が拭えませんでした。

「自分の感覚」がいかに当てにならないかを知った

不安の正体を知るために、自分の家計を何十年先まで計算してみることにしました。それが、このサイトにある「人生キャッシュフロー・シミュレーター」を作ったきっかけです。

そして、できあがったツールに自分の数字を入れてみて、絶句しました。

節約して浮いたはずのお金は、行き先を決めなかったせいで日々の生活費に消えていました。「車を買うなら新車」という見栄が、家計の寿命を縮めていました。そして何より、無駄遣いをしていないという自負は、毎月じわじわ漏れるお金には効いていたのに、数年に一度まとめて出ていく塊にはまるで届いていませんでした。

私は「お金のプロ」に騙されていたわけではありません。「なんとかなるだろう」という、自分自身の思い込みと見栄に騙されていたのです。

その一つひとつは、浮いたスマホ代が消えた話新車と中古車を月々の差額で比べていた話残クレを選ばなかった話浪費ゼロの家計が底をついた話に書きました。

だから我が家は「オルカン」を選んだ

無駄な見栄を削ぎ落とし、行き先を決めたお金は、ただ銀行に眠らせるのではなく投資に回すことにしました。選んだのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンです。

オルカンは、短期間で資産が二倍三倍になるような魔法ではありません。値動きによって元本を割り込むこともあります。それでも、物価が上がり続ける中で現金を置いたままにする現実をシミュレーターで突きつけられたとき、世界経済の成長に長期で乗るという選択が、我が家にとっては納得できる手段でした。

迷った経緯は、学資保険かオルカンかで悩んだ話に書いています。

「お金がない」を、絶対に言い訳にしたくない

なぜ、ここまで自分の家計の現実と向き合うのか。理由はシンプルです。

子どもたちが大きくなって、やりたいことを見つけたとき。妻が「ここに行ってみたい」と言ったとき。家族で、一生の思い出に残るような体験をしたいとき。

その大切な瞬間に、「うちにはお金がないから、我慢してね」という言い訳を、絶対に口にしたくないからです。お金は目的ではありません。家族の選択肢を守るための道具です。私はその道具を、感覚や見栄ではなく、客観的な数字で守り抜きたい。ただそれだけです。

このブログがあなたに提供できること

誤解しないでいただきたいのですが、私自身、大金持ちになったわけでも、完全な自由を手に入れたわけでもありません。休日は子どもたちと全力で遊んでヘトヘトになっている、どこにでもいる普通の父親です。

ただ一つだけ胸を張って言えるのは、思い込みを捨てて、自分の家計の現実を数字で直視できるようになったということです。

このブログには、絶対に儲かる正解は一つも書いてありません。その代わりに、教育費のピークが何歳のときに来るのか、7年ごとに来る車の買い替えがそこにどう重なるのか、今のペースで老後資金は本当に底をつかないのか。そうした悩みを、あなた自身の数字で確認できるシミュレーターを用意しています。

塊が何歳のときに、いくら来るのか。その一例は大学の初年度に一度で出ていく金額を計算した記事に書きました。

答えは、親や友人やSNSが持っているわけではありません。あなたの家計の数字の中にだけあります。

あなた自身の人生を、あなた自身の数字で選べるようになること。それが、このサイトを作った理由です。

人生キャッシュフロー・シミュレーターを使ってみる → 自分の数字で計算してみる 入力は1分程度。年齢とお子さんの年齢を入れるだけです
本記事は筆者個人の体験・見解に基づくものであり、特定の金融商品・通信サービスの利用や契約を推奨・勧誘するものではありません。投資は元本割れのリスクを伴います。商品・サービスのご検討にあたっては、必ずご自身で最新の内容・料金・手数料等をご確認のうえ、ご自身の判断と責任において決定してください。シミュレーターは退職金や住宅ローンの完済時期を考慮しない簡易試算です。

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